呼吸器疾患

気管支喘息治療薬:吸入ステロイド薬共通項

気管支喘息治療薬についてです。 まずは気管支喘息の治療の主流になっている、吸入ステロイド薬(ICS)について全体的な話としてまとめます。 ◆ポイント◆ ①気管支喘息の治療において、第一選択である。 ②副作用として、嗄声や口腔内カンジダ症が多い。 ③COPD…

マイコプラズマ肺炎

呼吸器疾患の一つである、マイコプラズマ肺炎について、簡潔にまとめています。 マイコプラズマ肺炎は私自身も以前に罹患してたいへんな目に遭いましたので、正しい知識を復習したいと思います。 ◆ポイント◆ ①非定型肺炎であり、若年者に多い。 ②細胞壁がな…

COPD治療薬⑧(LABA+LAMA):スピオルト

COPD治療薬、LABA+LAMAの合剤、最後はスピオルトについてです。 ◆ポイント◆ ①成分はチオトロピウムとオロダテロールである。 ②吸入はレスピマットを用いる。 ③1日1回、1回2吸入でスピリーバに比べて有意に症状を改善する。 ①成分はチオトロピウムとオロダテ…

COPD治療薬⑦(LABA+LAMA):アノーロ

COPD治療薬、LABA+LAMAの合剤、続いてはアノーロです。 ◆ポイント◆ ①成分はウメクリジニウムとビランテロールである。 ②吸入はエリプタを用いる。 ③ビランテロールは単剤では承認されていない。 ①成分はウメクリジニウムとビランテロールである。 アノーロ…

COPD治療薬⑥(LABA+LAMA):ウルティブロ

COPD治療薬、今回からはLABA+LAMAの合剤についてまとめていきます。 COPDの治療においては、ガイドラインでもLABAとLAMAの併用が推奨されています。ただ、患者のアドヒアランスの問題から最近は合剤が開発され販売されています。 まずはウルティブロからみ…

COPD治療薬⑤(LAMA):エンクラッセ

COPD治療薬、LAMA、続いてはエンクラッセ(ウメクリジニウム)です。 ◆ポイント◆ ①吸入器はエリプタであり、1回で吸入できる。 ②1日を通して呼吸機能改善効果が持続する。 ③ICS/LABA 配合剤への併用に関する効果、安全性が確認されている。 ①吸入器はエリプ…

COPD治療薬④(LAMA):エクリラ

COPD治療薬のLAMA、続いてはエクリラ(アクリジニウム)です。 ◆ポイント◆ ①吸入器はジャヌエアであり、簡便である。 ②1日2回投与である。 ③主な副作用は、不整脈、めまい等である。 ①吸入器はジャヌエアであり、簡便である。 エクリラは粉末剤で特徴とし…

COPD治療薬③(LAMA):シーブリ

COPD治療薬のLAMA、次はシーブリ(グリコピロニウム)です。 ◆ポイント◆ ①ブリーズヘラーを用いて吸入する。 ②1日1回の吸入でCOPDの増悪を抑制する。 ③急性期治療を目的として使用しない。 ①ブリーズヘラーを用いて吸入する。 シーブリは吸入用カプセルです…

COPD治療薬②(LAMA):スピリーバ

COPD治療薬、今回からはLAMAで、まずはスピリーバ(チオトロピウム)です。 ◆ポイント◆ ①長時間作用型の薬剤である。 ②吸入用カプセルとレスピマットの2種類がある。 ③主な副作用として、口渇等がある。 ①長時間作用型の薬剤である。 スピリーバは、気管支平…

COPD治療薬①(SAMA):アトロベント

今回からは、COPD(慢性閉塞性肺疾患)治療薬について、まとめます。 COPDは抗コリン薬が第一選択薬として使用が推奨されています。 まずは、短時間作用性のSAMAであるアトロベント(イプラトロピウム)からまとめます。 ◆ポイント◆ ①エアゾール剤であり、専…

気管支喘息治療薬⑭:テオフィリン製剤

気管支喘息治療薬、今回はテオフィリン製剤を1回にまとめます。 テオフィリン製剤は、以下のようにたくさんあります。 ・テオフィリン:テオロング、テオドール、ユニフィル、アプネカット ・アミノフィリン:ネオフィリン、アプニション etc・・・ ◆ポイン…

気管支喘息治療薬⑬:ヌーカラ

気管支喘息治療薬、今回も重症喘息患者を対象とした治療薬であるヌーカラ(メポリズマブ)についてです。 ◆ポイント◆ ①気管支喘息患者(既存治療によっても喘息症状をコントロールできない難治の患者に限る)に使用できる。 ②ヒト化抗IL- 5 モノクローナル抗…

気管支喘息治療薬⑫:ゾレア

気管支喘息治療薬、今回は重症喘息患者を対象とした治療薬であるゾレア(オマリズマブ)についてです。 ◆ポイント◆ ①気管支喘息患者(既存治療によっても喘息症状をコントロールできない難治の患者に限る)に使用できる。 ②ヒト化抗ヒト IgE モノクローナル…

気管支喘息治療薬⑪:吸入ステロイド薬 アニュイティ

気管支喘息治療薬の吸入ステロイド薬、今回はアニュイティです。 ◆ポイント◆ ①成分はフルチカゾンのみである。 ②適応は気管支喘息のみである。 ③吸入薬のデバイスはエリプタである。 ①成分はフルチカゾンのみである。 アニュイティは成分としてはICSのフルチ…

気管支喘息治療薬⑩:吸入薬合剤 レルベア

気管支喘息治療薬の吸入薬合剤、今回はレルベアです。 ◆ポイント◆ ①成分はフルチカゾンとビランテロールである。 ②規格により、適応が異なる。 ③吸入薬のデバイスはエリプタである。 ①成分はフルチカゾンとビランテロールである。 レルベアは成分としてICSの…

気管支喘息治療薬⑨:吸入薬合剤 フルティフォーム

今回は、吸入薬合剤のフルティフォームについてまとめます ◆ポイント◆ ①成分はフルチカゾンとホルモテロールである。 ②pMDI製剤で、簡単な操作で服薬できる。 ③1度の吸入で最低でも2吸入必要。 ①成分はフルチカゾンとホルモテロールである。 フルティフォー…

気管支喘息治療薬⑧:吸入薬合剤 シムビコート

お久しぶりです。 年末年始は仕事や帰省で久しぶりの更新です。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 さて、今回は前回の続きからで、気管支喘息治療薬の吸入薬合剤のシムビコートについてです。 ◆ポイント◆ ①成分はブデソニドとホルモテロールである。 …

気管支喘息治療薬⑦:吸入薬合剤 アドエア

気管支喘息治療薬、吸入薬の合剤である、アドエアについて、まとめました。 ◆ポイント◆ ①ICS+LABAの合剤である。 ②剤形が2種類ある。 ③小児にも適応がある。 ①ICS+LABAの合剤である。 アドエアは以下のように、ステロイド(ICS)+β2刺激薬(LABA)の合剤…

気管支喘息治療薬⑥:吸入ステロイド薬 フルタイド

吸入ステロイド薬各論、ステロイド薬単剤の最後はフルタイドです。 ◆ポイント◆ ①主成分はフルチカゾンプロピオン酸エステルである。 ②剤形が豊富である。 ③フルタイドとβ刺激薬の合剤がアドエアである。 ①主成分はフルチカゾンプロピオン酸エステルである。 …

気管支喘息治療薬⑤:吸入ステロイド薬 キュバール

吸入ステロイド薬各論、次はキュバールです。 ◆ポイント◆ ①主成分はベクロメタゾンプロピオン酸エステルである。 ②噴射剤として代替フロン HFA-134a を使用している。 ③廃棄方法に注意する。 ①主成分はベクロメタゾンプロピオン酸エステルである。 キュバー…

気管支喘息治療薬④:吸入ステロイド薬 オルベスコ

吸入ステロイド薬各論、次はオルベスコです。 ◆ポイント◆ ①主成分はシクレソニドである。 ②1日1回の吸入製剤である。 ③インヘラー製剤で、定量噴霧式エアゾール剤である。 ①主成分はシクレソニドである。 オルベスコは主成分はシクレソニドであり、気管支喘…

気管支喘息治療薬③:吸入ステロイド薬 アズマネックス

吸入ステロイド薬各論、次はアズマネックスです。 ◆ポイント◆ ①主成分はモメタゾンフランカルボン酸エステルである。 ②ドライパウダーで肺到達率が40%である。 ③ツイストヘラー製剤であり、開閉操作で1回量が充填される。 ①主成分はモメタゾンフランカルボ…

気管支喘息治療薬②:吸入ステロイド薬 パルミコート

気管支喘息治療薬の吸入ステロイド薬、今回から各論になります。 まずはパルミコートから。 ◆ポイント◆ ①主成分はブデゾニドである。 ②パルミコートタービュヘイラーとパルミコート吸入液の2種類ある。 ③タービュヘイラーの表示が分かりにくい。 ①主成分はブ…