糖尿病

2型糖尿病の小児・青年期患者におけるリラグルチド投与

Ellipse試験。 2型糖尿病の小児・青年期患者において、最大1.8mg/日のリラグルチド投与(メトホルミンに追加、基礎インスリンの有無は問わず)は、血糖コントロールの改善に有効であった。 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/m/pubmed/31034184 PMID:31034184 -…

日本人で、緑茶の摂取量が多いほど2型糖尿病のリスクが減少する可能性がある

日本人で、緑茶の摂取量が多いほど2型糖尿病のリスクが減少する可能性がある。 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/m/pubmed/31076414/ PMID:31076414 ----- ◆結果 ・40-79歳の日本人2253人を7年間追跡。 ・緑茶に含まれる成分の一つであるテアニンの代謝産物、…

空腹時血糖値が上昇するにつれ、膵臓癌の累積発生率が有意に上昇した

空腹時血糖値が上昇するにつれ、膵臓癌の累積発生率が有意に上昇した。 https://academic.oup.com/jcem/advance-article-abstract/doi/10.1210/jc.2019-00033/5537542?redirectedFrom=fulltext ----- ◆結果 ・韓国の前向きコホート研究。 ・健診受診時の空腹…

リナグリプチンはグリメピリドと比較して、複合心血管イベントのリスクが非劣性だった

CAROLINA試験。 リナグリプチンはグリメピリドと比較して、複合心血管イベントのリスクが非劣性だった。 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/m/pubmed/31239281/ PMID:3139281 ----- ◆結果 ・無作為化されていないリアルワールド研究。 ・追跡期間 6.3年。 ・複…

デュラグルチドの長期使用は、2型糖尿病の腎アウトカムも改善した

Rewind試験の第2報の腎アウトカム。 デュラグルチドの長期使用は、2型糖尿病の腎アウトカムも改善した。 https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(19)31150-X/fulltext ----- ◆結果 ・腎アウトカムは、プラセボ群に比べてデュラグ…

ロタウイルスワクチン接種で、1型糖尿病の発症リスクが減少した

ロタウイルスワクチンの接種で、1型糖尿病の発症リスクが33%減少した。 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/m/pubmed/31197227/ PMID:31197227 ----- ◆結果 ・米国の2001-2017年に生まれた約147万人の小児のコホート研究。 ・ロタウイルスワクチン接種で、1型糖…

成人で朝食を抜くと、2型糖尿病のリスクが上がる可能性がある

成人で朝食を抜くと、2型糖尿病のリスクが上がる可能性がある。 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/m/pubmed/30418612/ PMID:30418612 ----- ◆結果 ・メタアナリシスの研究。 ・朝食を飛ばす日が多いほどリスクが増加し、5日/週以降はリスクは増加せず。 ⇒忙し…

2型糖尿病患者でDPP-4阻害薬の使用は水疱性類天疱瘡のリスクを少なくとも2倍にした

2型糖尿病患者でDPP-4阻害薬の使用は水疱性類天疱瘡のリスクを少なくとも2倍にした https://www.ncbi.nlm.nih.gov/m/pubmed/31182489/ ----- ◆結果 ・英国の大規模コホート研究。(168774人) ・DPP-4阻害薬の使用は水疱性類天疱瘡のリスク増加と関連してい…

経口セマグルチド投与はMACEのリスクを増加させず、全死亡を減少させた

PIONEER6試験。 経口セマグルチド投与はMACEのリスクをプラセボに比べて増加させず、全死亡は約50%減少した。 https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1901118 ----- ◆背景 GLP1受容体作動薬の経口薬の試験。 ◆対象・方法 ・心血管リスクが高い2型糖尿…

2型糖尿病の強化療法群の心血管イベントリスクの低下は認められず

VADT試験。 2型糖尿病の強化療法vs標準療法の15年追跡。 追跡期間で、強化療法群の心血管イベントリスクの有意な低下は認められなかった。 https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1806802 ----- ◆対象・方法 ・2型糖尿病の退役軍人1791例を対象に中央…

カナグリフロジンは腎不全と心血管イベントのリスクを有意に低下させる

CREDENCE試験 腎疾患のある2型糖尿病患者にカナグリフロジンを投与すると、プラセボに比べ、腎不全と心血管イベントのリスクが有意に低下した。 https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1811744 ----- ◆背景 2型糖尿病は腎不全の主な原因だが、有効な…

抗CD3抗体のTeplizumabは1型糖尿病の進行を遅らせるかもしれない

Teplizumabの第Ⅱ相臨床試験。 抗CD3抗体のTeplizumabは1型糖尿病の進行を遅らせるかもしれない。 https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1902226 ----- ◆対象 ・糖尿病ではないが、1型糖尿病の発症リスクが高い患者76名。 ・Teplizumab 44人、プラセ…

ビタミンD3の補給は2型糖尿病の発症を抑制できず

D2d試験。 2型糖尿病のリスクが高い人に、1日当たり4000IUの用量でビタミンD3を補給しても、糖尿病のリスクがプラセボよりも有意に低くなることはなかった。 https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1900906 ----- ◆背景 これまでビタミンDの補給が糖…

SGLT2阻害薬⑦:ジャディアンス

SGLT2阻害薬各論、最後はジャディアンス(エンパグリフロジン)です。 ◆ポイント◆ ①剤形は10㎎と25㎎の2種類ある。 ②CYPでほとんど代謝されない。 ③吸収が早い。 ①剤形は10㎎と25㎎の2種類ある。 ジャディアンスは剤形としては10㎎と25㎎の2種類あります。 …

SGLT2阻害薬⑥:カナグル

SGLT2阻害薬各論、続いてはカナグル(カナグリフロジン)です。 ◆ポイント◆ ①剤形は100mgのみである。 ②SGLT2への選択性が一番低い。 ③未変化体の尿中割合が低い。 ①剤形は100mgのみである。 カナグルは錠剤で剤形は100㎎のみです。割線もなく、用量調節がで…

SGLT2阻害薬⑤:ルセフィ

SGLT2阻害薬各論、続いてはルセフィ(ルセオグリフロジン)です。 ◆ポイント◆ ①剤形は2.5㎎と5㎎の2種類ある。 ②CYPで代謝される。 ①剤形は2.5㎎と5㎎の2種類ある。 ルセフィは剤形として、錠剤で2.5㎎と5㎎の2種類あります。 用法としては、1日1回2.5mg を1…

SGLT2阻害薬④:アプルウェイ、デベルザ

SGLT2阻害薬各論、続いてはアプルウェイ及びデベルザ(トホグリフロジン)です。 ◆ポイント◆ ①アプルウェイとデベルザの2種類で販売されている。 ②SGLT2選択性が高い。 ③プロベネシドとは併用注意である。 ①アプルウェイとデベルザの2種類で販売されている。…

SGLT2阻害薬③:フォシーガ

SGLT2阻害薬各論、続いてはフォシーガ(ダパグリフロジン)です。 ◆ポイント◆ ①剤形は5㎎と10㎎の2種類ある。 ②用法は1日1回投与である。 ①剤形は5㎎と10㎎の2種類ある。 フォシーガは錠剤で、5㎎と10㎎の2剤あります。 通常は5㎎から開始して、効果不十分な…

SGLT2阻害薬②:スーグラ

SGLT2阻害薬、今回からは各薬剤についてまとめていきます。 まずは、スーグラ(イプラグリフロジン)から。 ◆ポイント◆ ①日本初の選択的 SGLT2 阻害剤である。 ②剤形が25㎎と50㎎の2種類ある。 ③肝障害時は低用量から開始する。 ①日本初の選択的 SGLT2 阻害…

SGLT2阻害薬①:共通項

今回は糖尿病治療薬で、最近処方が増えてきているSGLT2阻害薬についてまとめます。 現在、下記のように本邦では7種類のSGLT2阻害薬が販売されています。 ・スーグラ(イプラグリフロジン) ・デベルザ、アプルウェイ(トホグリフロジン) ・フォシーガ(ダパ…