【目次】【これだけは抑えておきたい】骨粗鬆症治療薬

◆ビスホスホネート製剤 共通事項 ダイドロネル ボナロン、フォサマック アクトネル、ベネット ボノテオ、リカルボン ボンビバ ◆活性型ビタミンD3製剤 アルファロール、ワンアルファ ロカルトロール エディロール ◆イプリフラボン製剤 オステン ◆ビタミンK2…

【EBMと治療薬】高血圧症

ACE阻害薬・ARB ・COVID-19との関連 「ACE阻害薬、アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)の服用は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)罹患後の重症化要因にはならない」と米国心臓協会(AHA)、米国心不全学会(HFSA)、米国心臓病学会(ACC)の3学会…

【EBMと治療】呼吸器疾患

■気管支喘息 ■慢性閉塞性肺疾患(COPD) ■慢性副鼻腔炎 ■気管支喘息 小児喘息 ・6-12歳の小児重症喘息に対し、これまで12歳以上にしか使用できなかった、ヒト化抗IL-5モノクローナル抗体のヌーカラが使用可能になった。(国際共同第Ⅱ相試験:200363) ・CoV…

【目次】【これだけは抑えておきたい】高尿酸血症治療薬

◆痛風発作緩解・予防薬 コルヒチン ◆尿酸生合成阻害薬 ザイロリック フェブリク ウリアデック、トピロリック ◆尿酸排泄促進薬 ユリノーム ベネシッド パラミヂン

【目次】【これだけは抑えておきたい】片頭痛治療薬

◆トリプタン系製剤 共通事項 イミグラン ゾーミッグ マクサルト レルパックス アマージ ◆非トリプタン系製剤 エルゴタミン製剤 デパケン、ミグシス、インデラル

【目次】【これだけは抑えておきたい】抗不安薬

◆ベンゾジアゼピン系抗不安薬 共通事項 デパス リーゼ コンスタン、ソラナックス ワイパックス レキソタン、セニラン 長時間型抗不安薬 超長時間型抗不安薬 ◆非ベンゾジアゼピン系抗不安薬 セディール

【これだけは抑えておきたい】オレキシン受容体拮抗薬:デエビゴ

基本情報 オレキシン受容体拮抗薬である。 CYP3A4阻害を有する薬剤とは禁忌ではない。 一包化が可能である。 半減期が長い。 基本情報 製品名:デエビゴ 一般名:レンボレキサント製剤 効能・効果:不眠症 オレキシン受容体拮抗薬である。 デエビゴは、2種類…

【目次】【これだけは抑えておきたい】睡眠薬

◆ベンゾジアゼピン系睡眠薬 共通事項 ハルシオン レンドルミン エバミール、ロラメット リスミー ベンザリン、ネルボン、サイレース、ユーロジン ダルメート、ドラール、ソメリン ◆非ベンゾジアゼピン系睡眠薬 マイスリー、アモバン、ルネスタ ◆メラトニン受…

【これだけは抑えておきたい】躁うつ病治療薬:トリンテリックス

基本情報 セロトニン再取り込み/セロトニン受容体モジュレーター(S-RIM)である。 胃腸障害や性機能障害は比較的少ない。 通常、成人には1日1回10mgを経口投与する。 基本情報 製品名:トリンテリックス 一般名:ボルチオキセチン臭化水素酸塩錠 効能・効…

【これだけは抑えておきたい】躁うつ病治療薬:リフレックス、レメロン

基本情報 ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬(NaSSA)である。 胃腸障害や性機能障害が少ない。 基本情報 製品名:リフレックス、レメロン 一般名:ミルタザピン錠 効能・効果:うつ病・うつ状態 ノルアドレナリン作動性・特異的セロ…

【目次】【これだけは抑えておきたい】躁・うつ病治療薬

◆三環系抗うつ薬(TCA) 主な三環系抗うつ薬 アモキサン ◆四環系抗うつ薬 主な四環系抗うつ薬 ◆選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI) デプロメール、ルボックス パキシル ジェイゾロフト レクサプロ ◆セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SN…

【目次】【これだけは抑えておきたい】抗認知症薬

◆コリンエステラーゼ(ChE)阻害薬 共通事項 アリセプト レミニール リバスタッチ、イクセロン ◆NMDA受容体拮抗薬 メマリー

【これだけは抑えておきたい】過敏性腸症候群治療薬:リンゼス

基本情報 グアニル酸シクラーゼC受容体作動薬である。 1日1回食前に投与する。 体内にほとんど吸収されない。 基本情報 製品名:リンゼス 一般名:リナクロチド錠 効能・効果: ・便秘型過敏性腸症候群 ・慢性便秘症(器質的疾患による便秘を除く) グアニル…

【目次】【これだけは抑えておきたい】腸疾患治療薬

◆便秘治療薬 下剤共通事項 大腸刺激性下剤①(プルゼニド、センナ、アローゼン、アジャストA) 大腸刺激性下剤②(ラキソベロン、テレミンソフト) 酸化マグネシウム アミティーザ グーフィス ◆整腸剤 ビオフェルミン、ラックビー、ミヤBM ◆止瀉薬 ブスコパン…

【これだけは抑えておきたい】便秘治療薬:グーフィス

基本情報 胆汁酸トランスポーター阻害剤である。 薬剤性および症候性の便秘に対する使用経験はない。 1日1回10㎎を食前に経口投与する。 基本情報 製品名:グーフィス 一般名:エロビキシバット水和物錠 効能・効果:慢性便秘症(器質的疾患による便秘を除く…

【薬の疑問】ヘリコバクターピロリ除菌治療後の効果判定は?

ヘリコバクターピロリ菌の除菌を薬で行ったあと、すぐには除菌できているかどうかを検査はしません。 なぜなら、除菌できていないのに、除菌されたと判断されてしまう「偽陰性」となることがあるためです。 一般的には、除菌の治療薬を終了して4週後以降の時…

【目次】【これだけは抑えておきたい】胃疾患治療薬

◆プロトンポンプ阻害薬(PPI) 共通事項 オメプラール タケプロン パリエット ネキシウム ◆PCAB タケキャブ ◆酸分泌抑制薬 H2受容体拮抗薬 抗コリン薬 ◆胃粘膜防御因子増強薬 サイトテック 組織修復・粘膜保護薬 ◆機能性ディスペプシア(FD)治療薬 アコファ…

【目次】【医学論文】循環器疾患

循環器疾患関連の医学論文です。 ・Treat Stroke to Target試験(PMID:31738483)

【医学論文】Treat Stroke to Target試験

※注意! 下記は最新の医学論文の内容であり、現時点では、本邦では認められていない治療や薬の使い方の場合があります。一般の方向けの情報ではございませんのでご注意ください。 ----- 【結論】 アテローム性動脈硬化後の3か月以内の脳梗塞または15日以内の…

【目次】【薬の疑問】胃疾患

胃疾患に関連する薬で、よくある疑問点です。以下をご覧ください。 ・胃酸を抑える胃薬は、胃の働きを完全に止める? ・プロトンポンプ阻害薬(PPI)は長期間服用してもよい? ・ヘリコバクターピロリ除菌治療後の効果判定は?

【薬の疑問】プロトンポンプ阻害薬(PPI)は長期間服用してもよい?

プロトンポンプ阻害薬(PPI)は、逆流性食道炎等で服用する場合は、通常は8週間までの投与制限があります。ただ、再発や再燃を繰り返す場合は、8週間以上服用するケースもあります。 PPIを長期間服用することについて、いままでそして現在も、副作用リスクな…

【薬の疑問】胃酸を抑える胃薬は、胃の働きを完全に止める?

プロトンポンプ阻害薬は、胃の中のpHが4以上となる時間の割合が1日の中で増えることで、胃の症状が改善します。 プロトンポンプ阻害薬、いわゆるPPIと呼ばれるものは、1日1回の服用で胃の中のpHを上昇して症状を改善します(ヘリコバクターピロリ菌の除菌等…

【薬の疑問】なぜ、吸入薬は配合剤があるのか?

近年、気管支喘息やCOPDの治療において、吸入薬は配合剤がどんどんと増えてきて、選択肢の幅が広がりつつあります。COPDについては、2019年に3剤配合剤が登場しました。 喘息やCOPDの治療は、基本は吸入ステロイド薬や長期管理薬等でコントロールしていきま…

【薬の疑問】吸入ステロイド薬の吸入後は、毎回うがいは必要?

吸入ステロイド薬の吸入後は、毎回うがいが必要です。 吸入ステロイド薬は、飲み薬のステロイド薬と比べて、副作用は少ないものの、吸入時に口の中に残ってしまうことで、その後、声枯れや口の中にカビのような症状が生える可能性があります。 そのため、吸…

【これだけは抑えておきたい】インフルエンザ治療薬:ゾフルーザ

基本情報 mRNA合成阻害薬である。 年齢と体重によって用量を調節する。 症状発現から2日以内に使用を開始する。 異常行動について 基本情報 製品名:ゾフルーザ 一般名:バロキサビル マルボキシル製剤 効能・効果:A型又はB型インフルエンザウイルス感染症 …

【目次】【これだけは抑えておきたい】インフルエンザ治療薬

◆ノイラミニダーゼ(NA)阻害薬 タミフル リレンザ イナビル ラピアクタ ◆mRNA合成阻害薬 ゾフルーザ ◆RNAポリメラーゼ阻害薬 アビガン

【目次】【薬の疑問】インフルエンザ

インフルエンザに関連する薬で、よくある疑問点です。以下をご覧ください。 ・インフルエンザ罹患後の異常行動は、インフルエンザ治療薬が原因か?

【目次】【薬の疑問】呼吸器疾患

呼吸器疾患の関連する薬で、よくある疑問点です。以下をご覧ください。 ・気管支喘息で症状が改善しても薬は続けた方がよいか? ・なぜ、吸入薬は配合剤があるのか? ・吸入ステロイド薬は小児に使用すると、身長が伸びなくなるか? ・吸入ステロイド薬の吸…

一般の方へ

以下、気になる箇所をクリックしてご覧ください。 ◆一般的な薬の基礎知識 ・AG(オーソライズドジェネリック)とは? ・セイヨウオトギリソウと薬との飲み合わせは? ・薬の再利用は? ・薬を飲み忘れた場合、どう対処すればよいか? ・旅行する際、薬はどう…

【これだけは抑えておきたい】 3成分配合COPD治療薬:ビレーズトリ

基本情報 3成分配合剤である。 吸入剤はpMDIである。 基本情報 製品名:ビレーズトリ 一般名:ブデソニド/グリコピロニウム臭化物/ホルモテロールフマル酸塩水和物製剤 効能・効果: 慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎、肺気腫)の諸症状の緩解(吸入ステロ…