【これだけは抑えておきたい】COPD治療薬:LAMA スピリーバ

 

基本情報

製品名:スピリーバ

一般名:チオトロピウム臭化物水和物製剤

効能・効果:気管支喘息COPD

 

時間作用性抗コリン薬である。

スピリーバは、長時間作用性抗コリン薬でLAMAに分類されます。

スピリーバは、気管支平滑筋の収縮に関与しているムスカリン M3 受容体からの解離半減期が長く、アトロベントとは異なります。

 

吸入用カプセルとレスピマットの2種類がある。

スピリーバは、吸入用のカプセルとレスピマット製剤の2種類あります。

レスピマットは、噴霧速度がゆっくりであり、DPI製剤に比べて、吸気流速が小さくても吸入が可能です。

また、気管支喘息COPDに使用するかで、使用する規格が変わります。

また、小児には使用しません。

 

 ☞スピリーバレスピマット用法

  ◆COPDの症状の緩解

   スピリーバ2.5μgレスピマット1回2吸入を1日1回吸入。

  ◆気管支喘息の気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解

   スピリーバ1.25μgレスピマット1回2吸入を1日1回吸入。

           症状・重症度に応じて、スピリーバ2.5μgレスピマット1回2吸入を1日1回吸入。

  また、スピリーバレスピマットは1回2吸入で投与する製剤です。

  1回1吸入では1日の投与量を担保できません。

 

~参考文献~

・スピリーバ添付文書

・スピリーバインタビューフォーム

 

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ver1. 2018.1

ver2. 2019.12

 

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