骨粗鬆症治療薬⑪:エディロール

骨粗鬆症治療薬、活性型ビタミンD3製剤、最後はエディロール(エルデカルシトール)です。

 

◆ポイント◆

①従来のビタミンD3製剤を強化した製剤である。

②カプセル剤として2規格ある。

③アルファカルシドールに比べて、ガイドラインの推奨度が高い。

 

①従来のビタミンD3製剤を強化した製剤である。

エディロールは、カルシトリオールの2β位にヒドロキシプロピルオキシ基を導入した製剤で、ビタミンD結合タンパク質との親和性が高く、血中濃度が維持されます。

従来の活性型ビタミンD3製剤のカルシウム代謝調節作用を保持しつつ、骨吸収を抑制し、骨密度を増加させます。

 

②カプセル剤として2規格ある。

エディロールは、カプセル剤として、0.5μgと0.75μgの2規格あります。

通常、成人には1日1回0.75μgを経口投与しますが、症状により適宜1日1回0.5μgに減量します。

例えば、高カルシウム血症を起こした場合には、直ちに休薬し、休薬後は、血清カル シウム値が正常域まで回復した後に、1日1回0.5μgで投与を再開します。ただ、1日1回0.5μg投与による骨折予防効果は確立していないため、漫然と投与を継続せず、1日1回0.75μgへの増量又は他剤による治療への変更を考慮するよう添付文書に注意喚起されています。

 

③アルファカルシドールに比べて、ガイドラインの推奨度が高い。

アルファカルシドールと比べて、幅広い年齢層と重症度で良好な臨床成績が得られており、ガイドライン上でも、骨密度や椎体骨折には「A」とされています。

 

※上記内容は記載時点での情報です。情報を使用する際は、最新の添付文書等で常に確認してください。