骨粗鬆症治療薬⑭:フォルテオ

骨粗鬆症治療薬、続いてはフォルテオ(テリパラチド)です。

 

◆ポイント◆

副甲状腺ホルモン(PTH)製剤である。

②1日1回20μgを皮下注射する。

③心疾患のある患者は注意する。

 

副甲状腺ホルモン(PTH)製剤である。

副甲状腺ホルモンは骨の代謝に関与します。

フォルテオは遺伝子組み換えヒト副甲状腺ホルモン(PTH)製剤で、骨芽細胞機能が活性化され、破骨細胞機能を上回るため、骨新生が誘発され、骨粗鬆症を改善します。 

 

②1日1回20μgを皮下注射する。

フォルテオは、1日1回20μgを皮下注射します。フォルテオは注射1本が600μg入っており、注射1本で28日分使用できます。

また、フォルテオの投与は24ヵ月間までとすることと設定されています。ラットでの試験において、テリパラチド(遺伝子組換え)の投与量及び投与期間に依存して骨肉腫を含む骨腫瘍性病変の発生頻度が増加したためです。

 

③心疾患のある患者は注意する。

副甲状腺ホルモンは血管平滑筋の拡張作用や心筋への陽性変時・陽性変力作用を示すことが報告されています。心疾患のある患者には、患者の状態を観察し、病態の悪化がないか注意しながらフォルテオを投与するよう注意喚起されています。

 

※上記内容は記載時点での情報です。情報を使用する際は、最新の添付文書等で常に確認してください。