骨粗鬆症治療薬⑯:プラリア

骨粗鬆症治療薬、最後はプラリア(デノスマブ)皮下注です。

 

◆ポイント◆

①ヒト型抗RANKLモノクローナル抗体製剤である。

②6ヵ月に1回、皮下投与する。

③関節リウマチに伴う骨びらんの進行抑制にも用いる。

 

①ヒト型抗RANKLモノクローナル抗体製剤である。

RANKLは、骨吸収を司る破骨細胞及びその前駆細胞の表面に発現する受容体である RANKを介して破骨細胞の形成、機能及び生存を調節するタンパク質です。

プラリアは、特異的かつ高い親和性でヒトRANKLに結合するヒト型IgG2モノクローナル抗体で、RANK/RANKL経路を阻害し、 破骨細胞の形成を抑制することにより骨吸収を抑制し、骨量を増加させ、骨強度を増強させます。

 

②6ヵ月に1回、皮下投与する。

プラリアは、骨粗鬆症に用いる場合は、通常、成人にはデノスマブ(遺伝子組換え)として60mgを 6ヵ月に1回、皮下投与します。

 

③関節リウマチに伴う骨びらんの進行抑制にも用いる。

プラリアは骨粗鬆症以外にも、関節リウマチ患者でメトトレキサート等の抗炎症作用を有する抗リウマチ薬による適切な治療を行っても、画像検査で骨びらんの進行が認められる場合に使用することができます。骨粗鬆症と同様、6ヵ月に1回、皮下投与しますが、6ヵ月に1回の投与においても、骨びらんの進行が認められる場合には、3ヵ月に1回、皮下投与することができます。

 

※上記内容は記載時点での情報です。情報を使用する際は、最新の添付文書等で常に確認してください。