躁うつ病治療薬⑪:サインバルタ

抗うつ薬、今回からはSNRIについて触れていきます。

まずはサインバルタ(デュロキセチン)から。

 

◆ポイント◆

セロトニン及びノルアドレナリンの再取り込みを阻害する。

うつ病には通常、成人には 1 日 1回朝食後に40mgを経口投与する。

③いくつかの疾患に伴う疼痛に適応がある。

 

セロトニン及びノルアドレナリンの再取り込みを阻害する。

SNRIは選択的セロトニンノルアドレナリン再取り込み阻害薬と呼ばれ、セロトニンノルアドレナリンの再取り込みを阻害することにより抗うつ効果を示します。抗うつ効果は他の系統の抗うつ薬に比べて早いと言われております。

 

うつ病には通常、成人には 1 日1回朝食後に40mgを経口投与する。

サインバルタは、剤形としてはカプセルで20㎎と30㎎の2種類あります。

うつ病には通常、成人には 1日1回朝食後、40mgを経口投与します。投与は1日20mgより開始し、1週間以上の間隔を空けて1日用量として20mgずつ増量します。効果不十分な場合には1日60mgまで増量することができます。

 

③いくつかの疾患に伴う疼痛に適応がある。

サインバルタは、下行性痛覚抑制系の賦活化により、糖尿病性神経障害、線維筋痛症、慢性腰痛症、変形性関節症等の疼痛にも適応があり、NSIADS等で十分に痛みに対して効果がない患者への治療の選択肢の一つとして投与されることがあります。

 

※上記内容は記載時点での情報です。情報を使用する際は、最新の添付文書等で常に確認してください。