ベンゾジアゼピン系睡眠薬④エバミール、ロラメット

ベンゾジアゼピン睡眠薬、次はロルメタゼパムです。ロルメタゼパムは、商品名としてはエバミールロラメットの2種類が販売されています。

 

◆ポイント◆

①短時間型睡眠薬として分類される。

代謝にCYPが関与しない。

高齢者には1回2㎎まで。

 

①短時間型睡眠薬として分類される。

エバミールロラメットレンドルミンと同様、分類としては短時間型睡眠薬として分類されます。半減期は約10時間であり、レンドルミンに比べると長いので、中時間型に近い使い方もできると考えられます。

 

代謝にCYPが関与しない。

ベンゾジアゼピン睡眠薬のほとんどは、CYP阻害薬と併用に注意が必要であると、以前お伝えしました。ただ、このロルメタゼパム代謝にはほとんどCYPが関与しません。したがって、肝障害の患者さんや高齢者にも使用しやすいお薬です。ロルメタゼパムは構造中に水酸基を持つため、主に直接グルクロン酸抱合され排泄されるとのことです。

 

高齢者には1回2㎎まで。

高齢者には1回2㎎を超えないことと、添付文書に記載があります。また「高齢者では、少量から投与を開始することと。」と他のベンゾジアゼピン睡眠薬にも共通している記載があります。

 

※上記内容は記載時点での情報です。情報を使用する際は、最新の添付文書等で常に確認してください。