【これだけは抑えておきたい】ベンゾジアゼピン系睡眠薬:リスミー
基本情報
製品名:リスミー
一般名:リルマザホン塩酸塩水和物錠
効能・効果:不眠症、麻酔前投薬
短時間型睡眠薬として分類される。
リスミーも、ベンゾジアゼピン系睡眠薬の中での分類としては短時間型に分類されます。ただ、リスミーも半減期が約10時間であり、ロルメタゼパム同様、中時間型にも近い扱いになります。
向精神薬ではない。
リスミーは他のベンゾジアゼピン系睡眠薬と同様、向精神薬の指定があるはずなのですが、現段階でも向精神薬には指定されておりません。そのため、長期処方されることが可能です。ちなみにデパスやアモバンもリスミー同様これまで向精神薬の指定を受けていなかったのですが、2016年に改定があり向精神薬の指定を受けました。その際にリスミーは向精神薬の指定を受けませんでした。
高齢者には1回2mgまで。
リスミーも不眠症に用いる場合、以下のように用法用量が決まっており、高齢者には1回2mgまでとなります。 「通常,成人にはリルマザホン塩酸塩水和物として1回1~2mgを就寝前に経口投与する。なお年齢,疾患,症状により適宜増減するが,高齢者には1回2mgまでとする」
~参考文献~
・リスミー添付文書
・リスミーインタビューフォーム
※上記内容は記載時点での情報です。情報を使用する際は、最新の添付文書等で常に確認してください。
※上記内容は、個々の治療方針や治療指針を促すものではありません。治療については必ず医療機関でよくご相談ください。
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ver1. 2017.10
ver1. 2020.2
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