ベンゾジアゼピン系睡眠薬⑦ダルメート、ドラール、ソメリン

ベンゾジアゼピン睡眠薬、今回は長時間型睡眠薬です。 長時間型睡眠薬として、フルラゼパム(ダルメート)、クアゼパム(ドラール)、ハロキサゾラム(ソメリン)があります。

 

◆ポイント◆

半減期が30時間以上と長いため、中途覚醒等に使用する。

ドラール(クアゼパム)は食物と禁忌。

③持ち越し効果が起こりやすい。

 

半減期が30時間以上と長いため、中途覚醒等に使用する。

長時間型ベンゾジアゼピン睡眠薬は、半減期がかなり長いため、中途覚醒等に使われます。ただ、中時間型睡眠薬の方が半減期が短いので使いやすいのが実情です。

 

ドラール(クアゼパム)は食物と禁忌。

ドラールの添付文書には「難溶性薬物である本剤は,胃内容物の残留によって吸収性が向上し,未変化体及びその代謝物の血漿中濃度が空腹時の2~3倍に高まることが報告されている。」とあり、「過度の鎮静や呼吸抑制を起こすおそれがある。」として食物とは禁忌になっています。したがって、食後には服用せず、3時間程度はあけたほうがよいと考えられます。 また、ドラールはω1受容体に選択的に作用するため、転倒リスク等のリスクは軽減されると言われています。

 

③持ち越し効果が起こりやすい。

①にも関わっていますが、半減期が長いので、当然体内に薬が残っている時間が長く、翌日への持ち越し効果が起こりやすくなります。

 

※上記内容は記載時点での情報です。情報を使用する際は、最新の添付文書等で常に確認してください。