ベンゾジアゼピン系抗不安薬②デパス

ベンゾジアゼピン抗不安薬、まずはデパス(エチゾラム)からまとめます。 デパスは本当によく処方されるお薬です。 デパスは厳密にはチエノジアゼピン誘導体と呼ばれる分類に入りますが、ベンゾジアゼピン抗不安薬とほぼ同じ作用を示すため、同等に扱われます。

 

◆ポイント◆

半減期が短く、短時間型である。

②筋弛緩作用が強い。

向精神薬の指定を受けた。

 

半減期が短く、短時間型である。

デパス半減期が6時間で、短時間型に分類されます。短時間型であるので、発作性の不安に対して頓用で使用できます。ただ、短時間型であるため、依存性は生じやすいです。

 

②筋弛緩作用が強い。

デパスは筋弛緩作用が強いお薬です。そのため、頸椎症,腰痛症,筋収縮性頭痛における不安・緊張・抑うつ及び筋緊張に対して使われることがあります。ただ、この場合は、通常、成人にはエチゾラムとして1日1.5mgを3回に分けて経口投与します。

 

向精神薬の指定を受けた。

デパスは長らく、アモバンリスミーとともに向精神薬の指定を受けていなかったのですが、以下の添付文書に記載のように、2016年から向精神薬の指定を受けました。そのため長期処方ができなくなりました。 「本剤は厚生労働省告示第365号(平成28年10月13日付)に基づき、1回30日分を限度として投薬する。」 ※ちなみにリスミー向精神薬の指定を受けず、依然として長期処方が可能であります。

 

※上記内容は記載時点での情報です。情報を使用する際は、最新の添付文書等で常に確認してください。