【これだけは抑えておきたい】ベンゾジアゼピン系抗不安薬:コンスタン、ソラナックス
基本情報
製品名:コンスタン、ソラナックス
一般名:アルプラゾラム錠
効能・効果:
心身症(胃・十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、自律神経失調症)における身体症候並びに不安・緊張・抑うつ・睡眠障害
コンスタンとソラナックスの2種類、販売されている。
アルプラゾラムは、製品名がコンスタンとソラナックスの2種類で販売されています。もちろん、主成分はアルプラゾラムで同じでありますが、ソラナックスは錠剤に割線があるのに対して、コンスタンは錠剤に割線がありません。量の調節にはソラナックスの方が良い場合があります。
半減期は中程度で、中時間型の薬剤である。
半減期は約14時間で中時間型に分類されます。したがって、抗不安作用も中程度ですし、長時間型ほどでも短時間型ほどでもない程度の薬剤となります。
HIVプロテアーゼ阻害薬と併用禁忌。
コンスタンとソラナックスは、HIVプロテアーゼ阻害薬と併用した場合、CYP3Aが阻害されて、コンスタンとソラナックスの血中濃度が著しく上昇し、過度の鎮静や呼吸抑制が起こる可能性があるとして併用禁忌となっております。
~参考文献~
・コンスタン、ソラナックス添付文書
※上記内容は記載時点での情報です。情報を使用する際は、最新の添付文書等で常に確認してください。
※上記内容は、個々の治療方針や治療指針を促すものではありません。治療については必ず医療機関でよくご相談ください。
-----
ver1. 2017.10
ver2. 2020.2
↓ブログランキングに参加していますので、よかったらポチッと押していただけますと幸いです。