認知症治療薬(ChE阻害薬)③レミニール

アルツハイマー認知症治療薬、コリンエステラーゼ阻害薬各論、次はレミニール(ガランタミン)です。

 

◆ポイント◆

①ニコチン性アセチルコリン受容体の増強作用を持つ。

②高度のアルツハイマー認知症には使用できない。

③1日2回服用である。

 

①ニコチン性アセチルコリン受容体の増強作用を持つ。

レミニールはアセチルコリンエステラーゼ阻害作用の他に、ニコチン性アセチルコリン受容体(nAch受容体)へのアロステリック増強作用(APL作用)を併せもつお薬です。アロステリック部位に結合し、アセチルコリンによるシグナル伝達を増強します。

 

②高度のアルツハイマー認知症には使用できない。

レミニールは、アリセプトと異なり、重症度が高度なアルツハイマー認知症には使用できません。軽度から中等度のみの適応となります。またレミニールとアリセプトの併用等、ChE阻害薬同士の併用は行いません。

 

③1日2回服用である。

レミニールは半減期が約8-10時間であり、1日2回服用します。アリセプトは1日1回の服用です。 また、剤形として錠剤、OD錠、内用液があり、患者のコンプライアンスに合わせて選ぶことが可能です。

 

※上記内容は記載時点での情報です。情報を使用する際は、最新の添付文書等で常に確認してください。