プロトンポンプ阻害薬(PPI)④パリエット

PPI各論、次はパリエット(ラベプラゾール)です。 パリエットエーザイから販売されており、こちらもよく処方されるお薬です。

 

◆ポイント◆

①主な代謝がCYPを介さないため、相互作用が少ない。

②ピロリ菌の除菌パック製剤として、パリエット含有のラベキュア、ラベファインがある。

③錠剤の規格は10㎎、20㎎と5㎎がある。

 

①主な代謝がCYPを介さないため、相互作用が少ない。

PPIも他の薬物と同様、CYPで主に代謝されます。ただ、パリエットは、他のPPIと比べて主な代謝反応がCYPを介さない還元反応であるので、比較的多剤との相互作用が少ないと言われています。これが、パリエットの他のPPIとの決定的な違いかと考えます。

 

②ピロリ菌の除菌パック製剤として、パリエット含有のラベキュア、ラベファインがある。

パリエットを含むヘリコバクターピロリ除菌用3剤組み合わせパック製剤が以下の2種類販売されています。

・一次除菌用パック製剤:ラベキュア(パリエットサワシリンクラリス)

・二次除菌用パック製剤:ラベファイン(パリエットサワシリンフラジール)

 

③錠剤の規格は10㎎、20㎎と5㎎がある。

パリエットは錠剤の規格が3種類あり、5㎎、10㎎、20㎎と揃っています。胃潰瘍等には10㎎が主に使われますが、低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制に対しては、通常成人には1日1回5mgで治療します。それで効果不十分の場合には1日1回10mgを投与することができます。

 

※上記内容は記載時点での情報です。情報を使用する際は、最新の添付文書等で常に確認してください。