H.pylori除菌は、親が失敗したら、子供の失敗リスクも高い可能性が示された

H.pylori除菌において、親のクラリスロマイシンを含む3剤併用療法の失敗歴は、子供のクラリスロマイシンを含む3剤併用療法の失敗リスクが増加した。

 

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/jgh.14774

PMID:31264254

 

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◆結果

・日本人404例の横断研究。

・親のクラリスロマイシン(CAM)3剤併用療法の失敗歴は、子孫のCAM3剤併用療法の失敗に関連していた。

 オッズ比:1.90(95%信頼区間:1.10-3.39)

・CAM耐性とCYP2C19多型は何世代にも渡って受け継がれる可能性がある。