2018-01-01から1年間の記事一覧

【これだけは抑えておきたい】躁うつ病治療薬:イフェクサー

基本情報 低用量ではセロトニンを、高用量ではノルアドレナリンの再取り込みも阻害する 徐放剤である。 服用開始1週後より1日75mgを1日1回食後に経口投与する。 離脱症状に注意する。 基本情報 製品名:イフェクサーSRカプセル 一般名:ベンラファキシン塩酸…

【これだけは抑えておきたい】躁うつ病治療薬:トレドミン

基本情報 副作用は比較的少ないと言われている。 悪心、嘔吐等の副作用が多い。 尿閉(前立腺疾患等)のある患者は禁忌である。 基本情報 製品名:トレドミン錠 一般名:ミルナシプラン塩酸塩 効能・効果:うつ病・うつ状態 副作用は比較的少ないと言われて…

【これだけは抑えておきたい】躁うつ病治療薬:サインバルタ

基本情報 セロトニン及びノルアドレナリンの再取り込みを阻害する。 うつ病には通常、成人には 1 日1回朝食後に40mgを経口投与する。 いくつかの疾患に伴う疼痛に適応がある。 投与初期の副作用に注意。 基本情報 製品名:サインバルタ 一般名:デュロキセチ…

【これだけは抑えておきたい】躁うつ病治療薬:レクサプロ

基本情報 1日1回服用である。 社会不安障害にも適応がある。 12歳未満の大うつ病性障害患者に投与する際には適応を慎重に検討する。 QT延長の恐れがあり注意。 基本情報 製品名:レクサプロ錠 一般名:エスシタロプラムシュウ酸塩 効能・効果:うつ病・うつ…

【これだけは抑えておきたい】躁うつ病治療薬:ジェイゾロフト

基本情報 1日25mgから開始し、1日100mgまで漸増し1日1回経口投与。 パニック障害、PTSDにも適応がある。 CYP阻害や中断症候群は比較的少ない。 下痢が比較的多い。 基本情報 製品名:ジェイゾロフト錠/OD錠 一般名:塩酸セルトラリン錠 効能・効果:うつ…

【これだけは抑えておきたい】躁うつ病治療薬:パキシル

基本情報 錠剤とCR錠の2規格ある。 錠剤はうつ病以外にもいくつか適応を持つ。 18歳未満の大うつ病性障害患者で有効性が確認できなかった。 突然の投与中止を避ける。 基本情報 製品名:パキシル錠、パキシルCR錠 一般名:パロキセチン塩酸塩水和物 効能・効…

【これだけは抑えておきたい】躁うつ病治療薬:デプロメール、ルボックス

基本情報 セロトニンの再取り込みを選択的に阻害する。 CYP1A2を強力に阻害する。 強迫性障害や社会不安障害にも使用されることがある。 基本情報 製品名:デプロメール、ルボックス 一般名:フルボキサミンマレイン酸塩 効能・効果:うつ病・うつ状態、強迫…

【これだけは抑えておきたい】躁うつ病治療薬:デジレル、レスリン

基本情報 セロトニン再取り込み阻害作用と、5-HT2受容体遮断作用により効果を発揮する。 サキナビルとは併用禁忌である。 眠気が出やすい薬剤である。 基本情報 製品名:デジレル、レスリン 一般名:トラゾドン塩酸塩 効能・効果:うつ病、うつ状態 セロトニ…

【これだけは抑えておきたい】躁うつ病治療薬:四環系抗うつ薬

基本情報 脳内α2受容体遮断作用あるいはノルアドレナリン再取り込み阻害により効果を示す。 副作用は三環系抗うつ薬より比較的軽い。 効果発現がやや早い。 基本情報 現在使用されている四環系抗うつ薬は以下のような種類があります。 ・テトラミド(ミアン…

【これだけは抑えておきたい】躁うつ病治療薬:アモキサン

基本情報 速効性の三環系抗うつ剤である。 D2受容体遮断作用がある。 カプセル剤と細粒がある。 基本情報 製品名:アモキサン 一般名:アモキサピン 効能・効果:うつ病、うつ状態 速効性の三環系抗うつ剤である。 アモキサンは第2世代の抗うつ薬に分類され…

【これだけは抑えておきたい】躁うつ病治療薬:三環系抗うつ薬

基本情報 セロトニン及びノルアドレナリンの再取り込み阻害作用により抗うつ効果を示す。 遺尿症や夜尿症にも適応がある。 抗コリン作用による副作用に注意が必要である。 使い分け 基本情報 三環系抗うつ薬は、代表的な薬剤は以下の通りです。 ・トフラニー…

躁うつ病治療薬②:デパケン

今回はデパケン(バルプロ酸)についてです。 ◆ポイント◆ ①躁病および躁うつ病の躁状態の治療に用いる。 ②GABAトランスアミナーゼ阻害作用がある。 ③カルバペネム系抗生物質とは併用禁忌である。 ①躁病および躁うつ病の躁状態の治療に用いる。 デパケンは、…

【これだけは抑えておきたい】躁うつ病治療薬:リーマス

基本情報 躁病および躁うつ病の躁状態に効能効果がある。 リチウム中毒に注意する。 リチウムの体内貯留を起こしやすい状態にある患者は禁忌である。 基本情報 製品名:リーマス錠 一般名:炭酸リチウム製剤 効能・効果:躁病および躁うつ病の躁状態 躁病お…

【これだけは抑えておきたい】骨粗鬆症治療薬:プラリア

基本情報 ヒト型抗RANKLモノクローナル抗体製剤である。 6ヵ月に1回、皮下投与する。 関節リウマチに伴う骨びらんの進行抑制にも用いる。 基本情報 製品名:プラリア 一般名:デノスマブ 効能・効果: ・骨粗鬆症 ・関節リウマチに伴う骨びらんの進行抑制 ヒ…

【これだけは抑えておきたい】骨粗鬆症治療薬:テリボン

基本情報 フォルテオと同一成分である。 自己注射も可能になった。 投与は24ヵ月間までとする。 基本情報 製品名:テリボン 一般名:テリパラチド 効能・効果:骨折の危険性の高い骨粗鬆症 フォルテオと同一成分である。 テリボンも成分はテリパラチドで、フ…

【これだけは抑えておきたい】骨粗鬆症治療薬:フォルテオ

基本情報 副甲状腺ホルモン(PTH)製剤である。 1日1回20μgを皮下注射する。 心疾患のある患者は注意する。 基本情報 製品名:フォルテオ 一般名:テリパラチド 効能・効果:骨折の危険性の高い骨粗鬆症 副甲状腺ホルモン(PTH)製剤である。 副甲状腺ホルモンは…

【これだけは抑えておきたい】骨粗鬆症治療薬:オステン

基本情報 骨粗鬆症における骨量減少の改善に用いる。 フラボノイド系の物質である。 消化性潰瘍や胃腸出血に注意。 基本情報 製品名:オステン 一般名:イプリフラボン 効能・効果:骨粗鬆症における骨量減少の改善 骨粗鬆症における骨量減少の改善に用いる…

【これだけは抑えておきたい】骨粗鬆症治療薬:グラケー

基本情報 ビタミンK2製剤で、骨粗鬆症を改善する。 ワーファリンと併用禁忌である。 食後に服用する。 基本情報 製品名:グラケー 一般名:メナテトレノン 効能・効果:骨粗鬆症での骨量・疼痛の改善 ビタミンK2製剤で、骨粗鬆症を改善する。 骨粗鬆症はカル…

【これだけは抑えておきたい】骨粗鬆症治療薬:エディロール

基本情報 従来のビタミンD3製剤を強化した製剤である。 カプセル剤として2規格ある。 アルファカルシドールに比べて、ガイドラインの推奨度が高い。 基本情報 製品名:エディロール 一般名:エルデカルシトール 効能・効果:骨粗鬆症 従来のビタミンD3製剤を…

【これだけは抑えておきたい】骨粗鬆症治療薬:ロカルトロール

基本情報 カプセル剤として2規格ある。 肝臓や腎臓での代謝を必要としない。 骨形成作用もある。 基本情報 製品名:ロカルトロール 一般名:カルシトリオール 効能・効果: (カプセル):骨粗鬆症、慢性腎不全、副甲状腺機能低下症、くる病・骨軟化症 (注…

【これだけは抑えておきたい】骨粗鬆症治療薬:アルファロール、ワンアルファ

基本情報 活性型ビタミンD3製剤であり、腸からのカルシウム吸収を促進する。 プロドラッグである。 内用液の製剤もある。 基本情報 製品名:アルファロール、ワンアルファ 一般名:アルファカルシドール 効能・効果: ・慢性腎不全 ・骨粗鬆症(3μgカプセル…

【これだけは抑えておきたい】骨粗鬆症治療薬:ビビアント

基本情報 1日1回1錠服用で、閉経後骨粗鬆症を改善する。 非椎体骨折の発生率は、エビスタに比べて低い。 抗リン脂質抗体症候群の患者は禁忌である。 基本情報 製品名:ビビアント 一般名:バセドキシフェン塩酸塩 効能・効果:閉経後骨粗鬆症 1日1回1錠服用…

【これだけは抑えておきたい】骨粗鬆症治療薬:エビスタ

基本情報 SERMに分類される閉経後骨粗鬆症治療薬である。 静脈血栓塞栓症に注意が必要。 1日1回の服用で効果を発揮する。 基本情報 製品名:エビスタ 一般名:ラロキシフェン塩酸塩 効能・効果:閉経後骨粗鬆症 SERMに分類される閉経後骨粗鬆症治療薬である…

【これだけは抑えておきたい】骨粗鬆症治療薬:ボンビバ

基本情報 錠剤と静注剤の2規格ある。 錠剤は服用後、少なくとも60分は横にならないよう注意する。 注射剤は、初回投与後の急性期症状に注意。 基本情報 製品名:ボンビバ 一般名:イバンドロン酸ナトリウム水和物 効能・効果:骨粗鬆症 錠剤と静注剤の2規格…

【これだけは抑えておきたい】骨粗鬆症治療薬:ボノテオ、リカルボン

基本情報 錠剤として2規格ある。 第3世代のビスホスホネート製剤である。 骨折抑制効果を示す。 基本情報 製品名:ボノテオ、リカルボン 一般名:ミノドロン酸水和物 効能・効果:骨粗鬆症 錠剤として2規格ある。 ボノテオ、リカルボンは錠剤として、1mgと50…

【これだけは抑えておきたい】骨粗鬆症治療薬:ダイドロネル

基本情報 第一世代のビスホスホネート製剤である。 周期的間歇投与である。 消化器系の副作用が多い。 基本情報 製品名:ダイドロネル 一般名:エチドロン酸二ナトリウム 効能・効果: ・骨粗鬆症 ・骨ページェット病 ・脊髄損傷後・股関節形成術後の異所性…

【これだけは抑えておきたい】骨粗鬆症治療薬:ボナロン、フォサマック

基本情報 錠剤は5mgと35mgの2種類ある。 ボナロンはゼリー製剤や、点滴静注がある。 ガイドラインでは、グレードAとして推奨されている。 基本情報 製品名:ボナロン、フォサマック 一般名:アレンドロン酸ナトリウム水和物 効能・効果:骨粗鬆症 錠剤は5mg…

【これだけは抑えておきたい】骨粗鬆症治療薬:アクトネル 、ベネット

基本情報 錠剤として3規格ある。 17.5mgは骨ページェット病にも効能効果がある。 ガイドラインでは、グレードAとして推奨されている。 基本情報 製品名:アクトネル、ベネット 一般名:リセドロン酸ナトリウム水和物 効能・効果:骨粗鬆症、ペーチェット病(…

【これだけは抑えておきたい】骨粗鬆症治療薬:ビスホスホネート製剤共通項

破骨細胞阻害作用により、骨吸収を抑制する。 起床時に十分量(約180mL)の水とともに服用し、服用後少なくとも30分は横にならず、水以外の飲食並びに他の薬剤の経口摂取も避ける。 顎骨壊死や顎骨骨髄炎に注意が必要。 破骨細胞阻害作用により、骨吸収を抑…

【これだけは抑えておきたい】高尿酸血症治療薬:パラミヂン

基本情報 抗炎症・抗腫脹作用と尿酸排泄作用を有する非ステロイド性抗炎症・痛風治療剤である。 消化性潰瘍のある患者等は禁忌である。 ワーファリンと併用注意である。 基本情報 製品名:パラミヂン 一般名:ブコローム 効能・効果: ・手術後及び外傷後の…