泌尿器疾患
前立腺肥大症治療薬、最後はザルティアです。 ◆ポイント◆ ①PDE5阻害作用により、前立腺肥大症に伴う排尿障害を改善する。 ②心血管系障害に注意。 ③単剤で対処療法での使用である。 ①PDE5阻害作用により、前立腺肥大症に伴う排尿障害を改善する。 ザルティア…
前立腺肥大症治療薬、今回は抗アンドロゲン薬のプロスタール(クロルマジノン)、パーセリン(アリルエストレノール)です。 ◆ポイント◆ ①抗アンドロゲン作用により、前立腺肥大を改善する。 ②根治療法ではないことに注意する。 ③プロスタール錠は、前立腺癌…
前立腺肥大症治療薬、今回はアボルブ(デュタステリド)です。 ◆ポイント◆ ①5α還元酵素阻害薬である。 ②女性や小児には禁忌である。 ③治療として、α1遮断薬との併用療法が推奨される場合がある。 ①5α還元酵素阻害薬である。 ジヒドロテストステロンは前立腺…
今回からは、前回に引き続き泌尿器疾患で、代表的な疾患である前立腺肥大症治療薬についてまとめていきます。 まずは、良く用いられて第一選択薬として種類も豊富な、選択的α1受容体遮断薬についてです。 いま、選択的α1受容体遮断薬として用いられている前…
過活動膀胱治療薬、最後はスピロペント(クレンブテロール)についてです。 ◆ポイント◆ ①β2受容体を刺激して、外尿道括約筋を収縮して、腹圧性尿失禁を改善する。 ②1日2回朝晩に服用する。 ③動悸や振戦等の副作用に注意する。 ①β2受容体を刺激して、外尿道括…
過活動膀胱治療薬、次はブラダロンです。 ◆ポイント◆ ①膀胱平滑筋に対し弛緩作用を示して、頻尿や残尿感を改善する。 ②錠剤と顆粒剤の2種類ある。 ③幽門、十二指腸及び腸管が閉塞している患者や、下部尿路に高度の通過障害のある患者には禁忌である。 ①膀胱…
過活動膀胱治療薬、今回は抗コリン薬について1回でまとめます。 過活動膀胱治療薬で抗コリン薬は、以下のように数種類あります。 ・ベシケア(ソリフェナシン) ・バップフォー(プロピベリン) ・ウリトス、ステーブラ(イミダフェナシン) ・ポラキス、ネ…
今回からは、過活動膀胱(Overactive Bladder;OAB)治療薬についてまとめていきます。 過活動膀胱は、男女問わず、加齢に伴い、有病率が増加する疾患で、尿意切迫感を必須症状とします。 過活動膀胱治療薬は大きく分けて、抗コリン薬とβ3受容体刺激薬の2種…