プロトンポンプ阻害薬(PPI)②オメプラール

PPI、今回からは各薬剤についてみていきます。まずはオメプラール(オメプラゾール)からです。 オメプラールは世界初のPPIとして知られています。

 

◆ポイント◆

①錠剤と注射の2剤ある。

②CYP2C19の遺伝子多型の差により、個体差が比較的大きい。

オメプラールの改良版がネキシウム。

 

①錠剤と注射の2剤ある。

オメプラールは錠剤と点滴の2種類あります。もちろん、点滴であればすぐに効きますが、内服は効くのに時間がかかります。

 

②CYP2C19の遺伝子多型の差により、個体差が比較的大きい。

オメプラールは主にCYP2C19で代謝されますが、これは個体差が大きく、人によっては代謝に差が出てきて効果の出方が変わってきます。

 

オメプラールの改良版がネキシウム。

オメプラールは②のように遺伝子多型の問題点があったため、オメプラールの改良版として開発されたのがオメプラールと同じアストラゼネカ社から開発されたネキシウムです。また、ネキシウムの項目でも述べますが、成分はオメプラゾールと同じですが、CYP2C19の影響が比較的少ない光学異性体のS体だけを取り出したものです。

 

※上記内容は記載時点での情報です。情報を使用する際は、最新の添付文書等で常に確認してください。