【これだけは抑えておきたい】トリプタン製剤:共通項
適応は片頭痛発作で使う。(予防効果はなし)
いずれの製剤も、頭痛期に入り、痛みが始まったらすぐに服用することで高い効果が得られます。いわゆる急性期の治療薬です。予兆期や前兆期に服用しても効果がありません。
セロトニン5-HT1B/1D受容体を刺激し、頭痛発作を改善する。
トリプタン製剤は脳血管・三叉神経のセロトニン5-HT1B/1D受容体を刺激し、拡張している脳の血管を収縮し頭痛発作を改善します。
服用中はめまいや眠気が現れることがある。
副作用としてめまいや眠気が現れることがあるので、自動車の運転等危険を伴う機械操作に従事させないよう十分注意するよう添付文書にも記載があります。 各論については、別項のトリプタン製剤の各薬剤についてそれぞれ見ていきたいと思います。
※上記内容は記載時点での情報です。情報を使用する際は、最新の添付文書等で常に確認してください。
※上記内容は、個々の治療方針や治療指針を促すものではありません。治療については必ず医療機関でよくご相談ください。
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ver1. 2017.10
ver2. 2020.2
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