【これだけは抑えておきたい】喘息・COPD治療薬:吸入薬配合剤 レルベア
基本情報
製品名:レルベア
一般名:ビランテロールトリフェニル酢酸塩/フルチカゾンフランカルボン酸エステルドライパウダーインヘラー
ICS+LABAの合剤である。
レルベアは、吸入ステロイド薬(ICS)と長時間作動型β2刺激薬(LABA)の合剤です。ICSとLABAの併用が必要な場合に使用します。
★レルベア:フルチカゾン(ICS)+ビランテロール(LABA)★
また、レルベアは小児には適応がありません。
1日1回吸入でよい。
レルベアは1日1回吸入で呼吸機能改善効果を24時間維持します。
他の同系統の薬剤が1日2回吸入に対し、1日1回の吸入でよく、かつエリプタ製剤で操作方法も簡便なので使いやすい製剤です。
規格により、適応が異なる。
レルベアはステロイドのフルチカゾンの含有量の違いから、100(μg)と200(μg)の2規格あります。
ただ、100は気管支喘息とCOPDに適応があるのに対して、200は気管支喘息にしか適応がありません。
☞レルベア 規格及び適応
・気管支喘息に使用する場合
通常はレルベア100エリプタを1日1回1吸入、症状によってレルベア200エリプタを1日1回1吸入でも可能。
・COPDに使用する場合
通常、レルベア100エリプタを1日1回1吸入。
~参考文献~
・レルベア添付文書
・レルベアインタビューフォーム
※上記内容は記載時点での情報です。情報を使用する際は、最新の添付文書等で常に確認してください。
※上記内容は、個々の治療方針や治療指針を促すものではありません。治療については必ず医療機関でよくご相談ください。
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