躁うつ病治療薬③:三環系抗うつ薬

今回からは抗うつ薬についてまとめていきます。

まずは、第一世代の抗うつ薬である三環系抗うつ薬についてです。

三環系抗うつ薬は以下のような薬があります。

 

トフラニール(イミプラミン)

アナフラニールクロミプラミン)

トリプタノール(アミトリプチリン)

ノリトレン(ノルトリプチリン)

 

◆ポイント◆

セロトニン及びノルアドレナリンの再取り込み阻害作用により抗うつ効果を示す。

②遺尿症や夜尿症にも適応がある薬剤がある。

③抗コリン作用による副作用に注意が必要である。

 

セロトニン及びノルアドレナリンの再取り込み阻害作用により抗うつ効果を示す。

三環系抗うつ薬は、セロトニン及びノルアドレナリンの再取り込みを阻害することにより、精神状態を賦活化させ、抗うつ効果を示します。

 

②遺尿症や夜尿症にも適応がある。

トフラニールアナフラニールは遺尿症に、トリプタノールは夜尿症にも適応があり、抗うつ剤とは違う使われ方をする場合があります。

 

③抗コリン作用による副作用に注意が必要である。

三環系抗うつ薬は、抗コリン作用を持つため、緑内障尿閉の疾患がある患者には使用禁忌です。また、口渇や排尿障害、便秘等の副作用に注意が必要です。

 

上記内容は記載時点での情報です。情報を使用する際は、最新の添付文書等で常に確認してください。