【これだけは抑えておきたい】躁うつ病治療薬:デプロメール、ルボックス
基本情報
セロトニンの再取り込みを選択的に阻害する。
デプロメールやルボックス等のSSRIは、選択的セロトニン再取り込み阻害薬と呼ばれ、セロトニンの再取り込みを阻害することにより効果を発揮します。
CYP1A2を強力に阻害する。
デプロメール、ルボックスはCYP1A2を強力に阻害するため、併用薬には注意が必要であり、ピモジド・チザニジン・ラメルテオン等とは併用禁忌です。
強迫性障害や社会不安障害にも使用されることがある。
デプロメール、ルボックスはうつ病以外にも、強迫性障害や社会不安障害にも使われることがあります。
このうち、強迫性障害には8歳以上であれば、小児にも使用可能です。投与する場合は、保護者又はそれに代わる適切な者等に自殺念慮や自殺企図があらわれるリスク等について十分説明を行い、医師と緊密に連絡を取り合うよう指導するよう注意喚起されています。
~参考文献~
※上記内容は記載時点での情報です。情報を使用する際は、最新の添付文書等で常に確認してください。
※上記内容は、個々の治療方針や治療指針を促すものではありません。治療については必ず医療機関でよくご相談ください。
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ver1. 2018.4
ver2. 2020.2
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