ベンゾジアゼピン系抗不安薬⑤ワイパックス

ベンゾジアゼピン抗不安薬、続いても中時間型のワイパックス(ロラゼパム)です。

 

◆ポイント◆

半減期は中程度で、中時間型の薬剤である。

代謝にはCYPが関与しない。

セルシン(ジアゼパム)より、抗不安作用が強い。

 

半減期は中程度で、中時間型の薬剤である。

ワイパックス半減期は約12時間であり、こちらもコンスタン、ソラナックス等同様、中時間型のベンゾジアゼピン抗不安薬として分類されています。

 

代謝にはCYPが関与しない。

ワイパックス代謝はCYPが関与せず、そのままグルクロン酸抱合を受けます。そのため、相互作用が他と比べて少なく、肝障害の患者や高齢者にも使いやすいお薬です。

 

セルシン(ジアゼパム)より、抗不安作用が強い。

ワイパックスのインタビューフォームに下記の記載があります。

「・ロラゼパムは不安緊張症状、抑うつ症状にジアゼパムより優れている」

セルシン(ジアゼパム)は長時間型で半減期が長いですが、抗不安作用自体は、ワイパックスの方が強いようです。

 

※上記内容は記載時点での情報です。情報を使用する際は、最新の添付文書等で常に確認してください。