ベンゾジアゼピン系睡眠薬①共通項

今回からは、睡眠薬であるベンゾジアゼピン睡眠薬についてまとめていきます。

 

◆ポイント◆

①超短時間型、短時間型、中時間型、長時間型に分類される。

②GABAA受容体のベンゾジアゼピン結合部位に結合する。

③CYPとの相互作用に注意が必要である。

 

①超短時間型、短時間型、中時間型、長時間型に分類される。

ベンゾジアゼピン睡眠薬は、半減期により以下の4つに分類されます。 

・超短時間型:トリアゾラム(ハルシオン)

・短時間型:ブロチゾラム(レンドルミン)、ロルメタゼパム(エバミールロラメット)、リルマザホン(リスミー)

・中時間型:ニトラゼパム(ベンザリンネルボン)、フルニトラゼパム(※サイレース)、エスタゾラム(ユーロジン) ※フルニトラゼパムは、ロヒプノールも販売されていますが、販売中止が発表されています。

・長時間型:フルラゼパム(ダルメート)、クアゼパム(ドラール)、ハロキサゾラム(ソメリン)

 

②GABAA受容体のベンゾジアゼピン結合部位に結合する。

ベンゾジアゼピン睡眠薬は、GABAA受容体のベンゾジアゼピン結合部位に結合して、自然に近い睡眠をもたらします。ω2受容体に対する親和性もあり、筋弛緩作用が出て高齢者などでは転倒リスクが高くなります。

 

③CYPとの相互作用に注意が必要である。

ベンゾジアゼピン睡眠薬のほとんどは、CYP阻害薬と併用することで血中濃度が上昇し、CYP誘導薬と併用することで効果が落ちます。また、各論で触れていきます。

 

※上記内容は記載時点での情報です。情報を使用する際は、最新の添付文書等で常に確認してください。